Apple Watch SE から series6に乗り換えた話【やっぱり常時点灯は必要だった】

こんにちは。やさたかです。

 

今回は Apple Watch SE でスマートウォッチデビューを果たした僕が、

9ヶ月くらいで Series6 に乗り換えた話をしてみます。

 

2021年11月現在、後継機(Series7)の登場で当時とは状況は変わりますが、

SEにするかどうかで迷っている方の参考になれば幸いです。

 

目次

 

Apple Watch 各モデルについて

今回僕が比較した SE とSeries6 、そして現行モデルのSeries7 の違いをまとめました。

以下の表に無い項目については基本的には同じと思ってください。

 

 

SE

Series6

Series7

仕上げ

アルミニウム(3色)

アルミニウム(5色)
ステンレススチール
チタニウム

アルミニウム(5色)
ステンレススチール
チタニウム

常時点灯

血中酸素ウェルネス

心電図

チップ

S5

S6
(S5比で最大20%高速)

S7

(S5比で最大20%高速)

U1チップ(超広帯域)

急速充電

(約1時間で80%まで充電)


(約45分で80%まで充電)

価格

32,800円〜

47,080円〜
(2020年9月当時)

48,800円〜

Series6 / Series7から一部機能を削減した代わりに1.5万円くらい安くしたものが SE です。

この他には SE よりも安価なモデルとして Series3 がありますが、

こちらはかなり古いモデルで、あらゆる面で見劣りするので比較対象から外しています。

 

常時点灯を取るか、コスパを取るか…

2020年秋、AppleWatch SE が発表されて購入を検討し始めました。

 

今までのAppleWatchだと5万円近くと高価でなかなか手を出せずにいましたが、

SE なら3万円台から買えるということで一気に興味が出てきました。

 

ただし、SE には常時点灯機能が無いという点が引っかかりました。

元々腕時計(G-SHOCK)を常時付けてる派だった僕にとって、

見たいときに時計が表示されないというのは致命的な欠点だと感じていました。

 

常時点灯を取るなら Series6 になるけど、これだと最安でも5万円。

初めて買うデバイスにいきなりそんな金額はとても手が出ない…

 

常時点灯を取るか、コスパを取るかを迷ってしまいました。

 

コスパを取って様子を見てみる

迷った結果、「とりあえずAppleWatchを体験してみたい」と思って

SE を購入するに至りました。

買ったモデルは以下の通りです。

 

・AppleWatch SE

・44mm

GPSモデル

・スペースグレイアルミニウム

・スポーツバンド

・3.6万円

 

常時点灯が無い問題については、

最終的にはそこまで大きな問題にはならなさそうと判断しました。

 

というのも、常時点灯非対応のAppleWatchでも、

腕を上げると点灯して内容を見ることができるようになっています。

この腕の動きに合わせた点灯・消灯の精度はかなり高く、

見たいときに見れると思いました。

 

SEの問題点が浮き彫りに

AppleWatch SEを購入してからは毎日欠かさず装着していました。

 

腕で通知を確認できたり、iPhoneを出さずに電子マネー決済できたり、

ワークアウトを記録できたり、音楽プレーヤーを腕で操作できたり…

と、AppleWatchの機能をフル活用できて非常に満足していました。

 

しかし、買う前と買った後では思ってたことと違うことがあるもので、

SE の不満点が出てきました。

 

不満点① 常時点灯が無いのはやはりしんどい

買う前に散々悩んだ 常時点灯が無い問題 でしたが、

やはり無いと困りました。

 

腕を上げて確認する分には良いのですが、

問題は腕を動かさずにチラ見ができないこと。

常時点灯非対応の SE を使うことで、

意外と腕を動かさずに時計を見ることがあるということを知ってしまいました。

 

例えば

・つり革を持ったまま確認したいとき

・キーボードを打っているときに確認したいとき

・人と話しているときにちょこっと確認したいとき

 

前使っていたG-SHOCKは普通のデジタル腕時計だったので

勿論常時時計が表示されていて、それに長年慣れてしまっていました。

 

「失って初めて気づく」というのはこのことかと思ってしまいました…

 

不満点② 充電速度が遅い

これは買ってから思ったのですが、

あのサイズで充電時間が結構掛かるんですよね…

 

僕の場合は睡眠ログも取りたかったので、

夜のシャワーに入る前から充電を開始しているのですが、

充電が完了するまで2時間くらいかかってしまいます。

 

できる限り腕から外している時間を短くしたいのに

夜は2時間以上時計を外さざる負えない事態におちいっていました。

 

SE にしたことで2つの不満を抱えることになりましたが、

いきなりSeries6 にするのも高価な割に得られるものが少ないので

あまり気が進みませんでした。

 

ですので当時まだ未発表だった Series7 を待とうかなと思っていました。

 

 

Series6 への乗り換えを考え始める

2021年6月中旬頃、

各家電量販店でAppleWatch Series6 のセールが突如始まりました。

僕が使用していた44mmの最安モデルで定価から5,500円引きでした。

 

これを機に SE を売却して Series6 になんとか乗り換えができないかを検討しました。

 

当時の SE の買取価格は2.5万円で、

購入予定の Series6 はセール価格で4.5万円でした。

つまり、2万円で常時点灯と急速充電を得られるのです。

 

最終的な出費としては5.6万円(SEの価格3.6万円 + 今回の差額2万円)で、

最初からSeries6 を購入するよりも0.6万円余計に掛かってしまっていますが、

これは勉強代・体験料と思うとあまり勿体ないとは感じませんでした。

 

結局 Series6 を買ってしまう

ということで SE から Series6 への乗り換えを実行しました。

買ったモデルは以下の通りです。

 

・AppleWatch Series6

・44mm

GPSモデル

・スペースグレイアルミニウム

・スポーツバンド

・4.5万円(セール価格)

 

まぁSEのときとサイズも色もバンドも同じモデルなので、

あまり見た目は変わっていませんね。

 

Series6 に乗り換えて正解だった…かな

やはり常時点灯で腕の動きに関係なく確認できるのは正義。

腕時計としてやはりここは重要だなと感じました。

 

ただ、SE のときは丸2日間持ったバッテリーが、

Series6 では常時点灯のせいか、1日半しか持たずに毎日充電する必要が出てしまいました。

ですが、Series 6でどうしても電池持ちを優先する場合は常時点灯をオフにすることで

SE 並の電池持ちを実現できると思います。

 

毎日充電が必要になってしまいましたが、急速充電で1時間ちょっとで充電完了できるので、

そこまでストレスには感じませんでした。

 

色々と悩んだり寄り道をしてしまいましたが、

最終的に Series6 にして正解だったと思いました。

 

迷うならまずはSEで使ってみるというのもアリ

僕の場合は Serie6 でしたが、

今では SE と Series7 で迷っている方が多いと思います。

 

もしこの2機種で迷っているなら

まずは SE を買ってみて体験してみるというのもアリだと思います。

 

勿論はじめから Series7 を購入したほうが最終的な出費も抑えられますし、

SE よりも Series7 のほうが高機能・高性能なのは確かです。

 

しかし、SEでも必要な基本的な機能・性能は一通り備わっていますし、

これで3万円台から購入できるのは非常に魅力的です。

 

AppleWatch に興味があるならまずは SE を使ってみて体験してみてください。

もしかしたら生活が変わるかもしれませんよ。

 

勿論、お金に余裕がある方はいきなりSeries7 に行ってもいいですが…

 

【余談】型落ち品を選ぶという選択

「常時点灯は欲しいけど、5万円も出せない!」という方もいらっしゃると思います。

常時点灯とコスパの両立を目指すなら型落ち品である Series6 や Series5 という選択もあります。

 

Series6 であれば急速充電(Series7よりは低速)や血中酸素ウェルネスに対応していますし、

Series5 は現行のSEに常時点灯と心電図がついたようなものです。

 

これらの型落ち品はAppleStoreで新品としての販売は終了していますが、

整備済製品として出品されていることもあります。

また、家電量販店や通販サイトで新品在庫がある場合もありますし、

ソフマップじゃんぱらのようなリサイクルショップで未使用品があるかもしれません。

 

こちらも検討してみても良いかと思います。

 

え?僕もそうすればいいじゃんって?

完全に失念していました(笑)